先月、情報処理安全確保支援士の登録を受けました。
今回は、登録に必要な作業についてです。

登録に必要な書類一覧
- 登録申請書
- 誓約書
- 支援士試験の合格証書のコピー又は合格証明書の原本
- 戸籍の謄本若しくは抄本又は住民票の写し(原本)
- 登録事項等公開届出書
- 登録申請チェックリスト
※1登録申請書には、9,000円分の収入印紙と10,700円分の登録料振り込みを証明する書類が必要になります。
※2 2019年10月以降、 「登記されていないことの証明書」と「身分証明書」の提出が不要 になりました。
必要な作業について
申請には上記の書類を用意した上で、IPAに送付する必要があります。
書類の1,2,4,5,6はIPAのWebページに公開してあります。
作業としては大きく下記のものがあります。
- 申請書類の記入
- 戸籍の謄本/住民票の写し入手
- 収入印紙の購入
- 登録手数料の振込み
申請書類の記入については、IPAのページに記入例がありますので、それを参考に記入してください。また、登録申請書は Adobe Acrobat DC で編集することができます。
戸籍の謄本/住民票の写しは、市役所で入することができます。(マイナンバーカードを使えばコンビニでも交付可能だと思われます)
私の自治体では、戸籍よりも住民票のほうが発行手数料が安いので、住民票を発行しました。なお、マイナンバーが記載されてあるものは受け取りができませんので、注意してください。
収入印紙については、9,000円購入する必要がありますが、コンビニでは、あまり高額の収入印紙が置かれていないので、郵便局で購入するのが良いと思われます。収入印紙は、消印をせずに登録申請書に貼り付けます。
登録手数料 の10,700円については、IPAの指定口座に振り込みが必要です。振込手数料の負担が必要ですが、ネット銀行など手数料が無料の銀行を使うことで負担を少なくすることができます。
振り込み用紙または振り込み画面をキャプチャして、申請書類と一緒に送付する必要があります。
最後に上記の書類をまとめてIPAに送付します。
簡易書留で送ることが指定されています。
書類の送付先や最新の情報はIPAを参照してください。
全体的な作業としては以上ですが、自分の場合は登録申請の経費として総額20,460円かかりました。これを個人負担するのは中々に重い出費です。また、3年で約14万程度かかる研修も必須で受講しなければいけません。この経費を会社で負担のところは良いですが、個人で取得する方は費用面が大きなネックになると思います。
折角、取得しても現状では独占業務もありませんので、費用対効果が微妙です。また、守秘義務が課され違反すると刑罰を受ける恐れもあります。 情報処理安全確保支援士の独占業務による活躍の幅や社会的地位の向上が図られることを期待したいです。