楽天Simを一か月使ってみた

IT

先月から楽天モバイル独自の通信網を使った通信サービスが始まりました。
プランもデータ使い放題のRakuten UN-LIMITの1つだけで月額2980円です。これは、プランを絞ることで料金を下げているそうです。
さらに、先着300万人限定で1年間の月額が無料、解約手数料も無料ということで、契約してみました。
ここ一か月使ってみての実感を今回はまとめました。

特徴について

データ使い放題

Rakuten UN-LIMITの特徴ですが、やはりデータが使い放題ということが一番大きなポイントにあげられます。
ただし、データ使い放題なのは、楽天が整備したエリアのみで、2020年5月現在だと都市部の一部のみしか整備が出来ていません。
楽天モバイルはKDDIとパートナー契約を結んでおり、auエリアでも利用できます。ただし、auエリアは月5GBまでで、超過後は1Mbpsに制限されます。

国内通話かけ放題

Rakuten Linkアプリを使って電話をかけると国内通話は無料になりますが、アプリを使わないでかけると30秒/20円かかります。また、アプリはandroid版のみ現在はリリースされています。

海外の66ヵ国と地域で無料

海外でも66ヵ国で無料で使えますが、データ容量が2GB/月となっていますので、短期滞在するときに使えそうです。
ただ、この情勢下なので、あまり今のところメリットを感じることはできないでしょう。

通信速度

私の家は、楽天エリア外なのでau回線での速度を測定しました。

15M前後出ていますが、au契約の回線だと60M前後出ているので、回線帯域を絞っているようです。

また、画像にはありませんが、楽天エリアで試してみたところ、2~3Mしか出ませんでした。まだ楽天エリアで試した回数が少ないので何とも言えませんが、楽天エリアではまだ回線整備がそこまで出来ていないのではないのかと思っています。

サービス面

楽天モバイルでは、キャリアのメールアドレスを発行していないので、外部のメールアドレスを使う必要があります。しかし、対応端末がandroidのみであり、基本的にはandroidを使うときにGoogleアカウントを多くの人が作成すると思いますので、あまり問題はないと思います。

Rakuten Linkを使うと通話料が無料になるだけでなく、現在つなげている回線種類をみれるようになりますが、手元にandroid端末がないため、実際の使い勝手は見たことがありません。

まとめ

楽天エリアは回線速度や基地局が少ないため、あまりまだ実用性にはかける印象ですが、無料キャンペーンを行っているため、実際に契約してみるのはいいと思います。
また、auでは有料のテザリングが無料で使えるので、テザリング用の回線として使うのはありだと思います。
一年後、どこまで楽天エリアが拡充し、通信速度が出せるかで、第4のキャリアとしての地位を確立できるか決まると思います。

[おまけ]iPhone SE(初代)で使えるようにしてみた

iPhone SE(初代)やiPhone 8は、そのままでは楽天モバイルを使用することが出来ません。APNの設定をする必要がありますが、楽天からは提供されていません。
そのため、自身で設定する必要があります。

詳しい設定方法はこちらのブログに書かれています。
ざっくりと手順を書き出すと

  1. 既存のAPNを削除
  2. APN作成サイトでAPNにrakuten.jpを指定してIPv6対応版のAPNを作成
  3. iPhoneを探すをOFFにする。
  4. iTunesでキャリア設定フャイルを扱えるようにする

    "C:\Program Files\iTunes\iTunes.exe" /setPrefInt carrier-testing 1
  5. キャリアデータファイルをPCにダウンロード
  6. iTunesでShiftを押しながらiPhoneを復元ボタンを選択し、ipccファイルを適用させる。

以上の方法で、iPhone SEでも楽天モバイルを利用できるようになりました。しゅうさんありがとうございました。

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